第19章 伝えたいことがある

「すごいな･･･どんどん溢れてくる」


音を立てて離れた唇が、今度は秘芽に吸い付いてきて。
吸われたままソコを舐められて･･･一気に高みまで昇り詰めそうになる。


「ひゃっあぁっ！れい･･･だめっ！だめ･･･あぁ･･･」

「自分で腰擦り付けてくる癖に･･･」

「やだ･･･あぁっあぁっ！」

「･･･ほらまた動いてる」


秘芽が彼の唇に舌に擦れるように、ゆらゆらと腰が動く。
恥ずかしいのに･･･零が愛撫を止めても、夢中で腰を揺らして快感を貪る。


「ん･･･っあぁ、れい･･･れいー･･･」

「･･･っ」

「あっあぁっ･･･あぁ･･･」


どんどんそれは細かく速い動きに変わっていく。


「あ･･･このまま･･･イく？」

「っあ･･･いや･･･嫌･･･」


首を横に振る。

目頭に涙が滲んできた。


「嫌？」

「･･･れい･･･して･･･れいに、してほし･･･っ」


チュっと秘芽に吸いつかれて、快感が全身を駆け抜ける。
そのまま舌で舐められるともうすぐにでも達してしまいそうになる。


「あぁっ！あぁ･･･きもちい･･･あっあぁ･･･」


顎が上がって、目を瞑ると、涙が目尻から溢れていく。

秘部の溝をなぞっていた指が、入ってくる。


「あぁ･･･だめ、すぐ･･･いっ、ちゃう･･･っあ･･･あぁっ」


零の指をキュウっと締め付けて、脚が震え出す。

いつもの、一番好きなトコロを刺激されて。
こうされると、ほんとにもうダメだ。


「れい･･･あぁっあ、いく、いく･･･あっあぁ･･･」


カラダが跳ねて、昇り詰める。



薄ら目を開けると、零が優しくも妖しくも見える表情でこちらを見下ろしていて。

色を宿した青い瞳が閉じた次の瞬間、唇が重なった。

舌を絡め取られて唾液が流れ。

なんと言うか･･･ふわふわとどこかを漂ってるみたいな気分だ･･･


「かおりさん･･･」


内腿に押し当てられる、零の硬くなったソレが、秘部を掠める。

彼のソレに自分のソコを押し付けるように、腰が浮いてくる。


「っあ･･･れい･･･」

「ちょ、っと、かおりさん･･･ああ･･･もう挿れたい」

「ん･･･っあぁ･･･わたしも･･･」