第19章 伝えたいことがある
すっかり零の思う通りに心が絆されていく。
ホテルのパジャマって、なんて言うか・・・本当にシンプルな作りだけど、これってめちゃくちゃ脱がされやすい。
五秒もかからず、零に前を肌蹴させられて、ほぼ裸になり。
その零なんて、ほんと瞬きする間に着ていたそれを脱ぎ捨てたように思う。
乳房を優しく手で包まれて、零の顔がそこに近付く。
先端にフー・・・っと息がかけられて。
それだけなのにソコはプクっと主張し始める。
さっきまでは憎いとか思ってたくらいなのに。
今は、零に触れて欲しくて堪らない・・・
彼の首に手を回して、少しだけ引き寄せる。
「れい・・・」
「・・・ん?」
零がニヤリと笑い、胸の先を口に含む。
唇にやさしく挟まれるだけで気持ちよくってカラダが震えてしまう・・・
反対の乳房もむにむにと揉みながら、指先で先端を撫でてくる。
ソコはすぐに硬く敏感になって。
舌で舐められると、息が上がってきて声も止まらなくなってくる。
「あ・・・ぁっ・・・あぁ」
「もうこんなに硬くなって」
「んっ・・・零が、触るから・・・ぁ・・・あっ」
乳房をぎゅっと強く掴まれて、先をキツく吸われる。
零の頭と背中を抱き締めて、カラダを捩らせる。
膝で脚を割られて、脚を開かされて。
何も身に付けていない秘部に膝を押し当てられ、濡れた音が立つ。
「・・・あーあ、こんなにしちゃって」
「っあ・・・あぁ・・・」
零の腿をぎゅうっと両脚で挟んで。
自然と、秘部を擦りつけるように腰が動いてしまう。
溢れた蜜が零の膝を濡らしていく。
「れい・・・っん・・・あ・・・っ」
「かおりさん・・・腰動いてる」
「・・・さわって・・・れい・・・」
「可愛い・・・」
胸を弄っていた手が脇腹を通り過ぎて腿を撫でていき、身体を起こした零に脚を大きく開かれる。
内腿に吸い付くようにキスをされて、徐々に内へと唇が向かっていく。
肝心なトコロに早く触れて欲しくて、カラダが疼く。
秘部に近付いた零は、またソコに息を吹きかけてきた。
「あ・・・やだ、ぁ・・・っぁ・・・」
もどかしくて、でもゾクゾクして・・・
また新たな蜜が溢れて、垂れていく。
その溢れた蜜を零の舌がすくって秘部に口付けられた。
「あ・・・あっ!あぁ・・・」