第19章 伝えたいことがある

グッと先の部分が押し込まれ。
熱くて硬いモノにソコを押し広げられる感覚が堪らなくって･･･お腹の辺りが切なく疼く。

零が大きく息を吐いた。


「っうぁ･･･れい･･･」

「ああ･･･っ、かおり、さん」


奥まで埋められて、抱きしめられる。

わたしも零の背中に腕を回す。熱くて、ドクドクしてる。


暫く目が合って、また唇が重なって。
たっぷり舌を絡められて、離れる。


零が動き出して、奥を優しく抉ってくる。


「あぁっ･･･あ･･･れい･･･きもちい･･･」

「僕も･･･すごくいい･･･っ」


零が奥を緩く突きながら律動を始めて。

もう一度唇を合わせて、舌を絡め合って、離れる。

名残惜しくて名前を呼べばまた唇が重なって。


なんか･･･こんな風にされるのって久しぶりかもしれない･･･

ゆっくり、じっくりナカを刺激されて、アソコが熱を持ったようにジンジン痺れてくる。

触れている所全部が熱い。


「あぁ･･･あっ･･･きもちい･･･」

「･･･っあ･･･なあ、後ろからも、したい･･･」

「ん･･･あっ･･･」


ズルズルと引き抜かれて、後ろを向かされ零にお尻を突き出す格好になり。

･･･もうすぐにでも挿れて欲しいのに。それは叶わなくて。

零はわたしの背中や腰を撫でて、キスを落としてくる。


「ん、と･･･れい･･･？」

「ほんと、綺麗なカラダだよな･･･傷ひとつなくて」

「っ、ねえ･･･」

「真っ白なのに、ココだけ赤くて･･･」


秘部の溝を、零の指が滑る。


「ぁ･･･もう･･･早く･･･」

「そんなに急がなくたって･･･今日はたっぷり時間もあるし･･･」


再び入口に熱があてがわれ、ソレがゆっくりと深くまで入ってくる。


「っあぁ･･･あ、あぁ･･･」

「･･･ナカ、絡みついて･･･すごいな･･･」

「あ･･･あぁっ･･･」


また零がゆるゆると中を刺激し始めて。

壁を擦られて奥を優しく突かれると、カラダの中の何かがキュウっと縮こまる。

自分の腰も零に合わせて動き出す。
でもそれだけじゃ、少し足りなくてもどかしくて。

もっともっと、してほしい。


「あっ･･･あぁ、れい･･･ぁ･･･っ」