第1章 米花町2丁目21番地
「おきやさんっ!もっ・・・ダメっあっあぁ・・・」
「はい・・・僕も、もう・・・」
物凄いスピードで強く突き上げられて、徐々に意識が遠のいていく・・・
「あっあぁっ!あっ・・・」
「かおりさんっ・・・」
「あっ!だ、め・・・ぁっあぁっ!あぁ・・・!」
達すると同時に沖矢さんのソレも引き抜かれて、ドクドクと、身体に白濁を放たれる。
「はぁっ・・・おきやさん・・・え・・・?・・・も、すご、すぎ・・・」
「ええ、僕も驚いてます・・・かおりさんのこんな所にまで・・・」
沖矢さんがわたしの首元に手を伸ばす。わたしの顔近くまで白濁は飛んでいたようで。
「・・・沖矢さんも、良かったってこと?」
「はい、かなり・・・僕“も”って事は、かおりさんも・・・良かったと、思ってくれているんですか?」
口に出して答えるのが無性に恥ずかしくて。声を出さずに頷いた。
沖矢さんに丁寧に身体を拭かれて。子どもになったみたいでこれもまた恥ずかしい。
寝転がったまま、そういえば喉、乾いたな、と思えば、沖矢さんがミネラルウォーターのペットボトルを口にしていて。
「わたしもお水・・・」
手を伸ばそうとしたら、口移しで飲まされ。
飲み込めなかった水が唇の端から溢れるけど、それも気にならないくらい、意識はボーッとしていて。
そのまま私は、眠りに落ちた。