第1章 米花町2丁目21番地
「あぁ・・・っん・・・おきや、さん・・・っ」
「っ・・・かおりさん・・・」
入口を刺激していた熱が、ついに侵入してくる。
その瞬間はあまりの質量に快感よりも異物感の方が強くて。初めての大きさに身体も驚いているのか、中々彼の全てを受け入れることができない。
「沖矢さん・・・すご・・・い・・・っ」
「かおりさんの中・・・キツくて・・・」
「はぁっ・・・あぁ・・・」
「無理矢理はしたくはないので・・・少し、力を抜いてください・・・」
頬に、額に、鼻先に、唇に、優しくキスを落とされ、身体から力が抜けてくる。
「そう・・・そのまま・・・いきますよ」
一気に奥まで貫かれた。
「あぁっ!・・・あっ・・・あ・・・」
しばらく動かずに抱き合い、お互いの性器の感触を感じ合う。
奥まで辿り着いた圧倒的な大きさのソレは、わざとしてるのか、たまにビクッと跳ねる。
ソレが気持ち良くて・・・その度に中で締めつけていると、今度は奥をグリグリと刺激してきた。
「あぁっ!・・・あ・・・あぁ・・・おく、きもち・・・ぃ」
「もう、大丈夫そうですね」
ゆっくり入口付近まで戻ってはまた奥までいっぱいにされ。それを繰り返される。
「あぁ・・・あぁ・・・あ・・・きもち、いい・・・」
「僕もです・・・」
「あっ・・・それ・・・」
「・・・好きですか?」
わたしが反応した場所に先端をグリっと押し当ててくる。
「ん、もっと、ぉ・・・」
「・・・いくらでも」
一気に引き抜かれ、ソコを目掛けて思いっ切り突かれたと思ったら続けざまにソコを集中的に攻められる。
「あっあっあぁ!あっ!・・・きゅ、にっ、あぁっ・・・」
「はぁっ・・・かおりさんっ」
「あぁっあっあぁっ!」
先程までとは違う激しい律動に、快感の度合いが跳ね上がる。
腰を掴まれ、身体を揺さぶるように突き上げられて。
どうしよう、こんなの・・・すごい好きだ。
「あぁっあっあ・・・」
「かおりさん・・・こっちを、見てください」
「あっあぁっ!あぁ・・・」
与えられる快感で閉じてしまいそうになっている目を必死で開ける。
見えるのは、息を荒らげて強烈な色気を放つ、沖矢さん。
その間も止まらない突き上げに、また、達してしまいそうだ・・・