• テキストサイズ

エラリーの彼女【名探偵コナン】

第9章 今夜の予定は?


すごく、気持ちよくて。このまま達してしまうのかもと思うくらい。

でも、目の前に零がいないのがなんだか寂しくて。
彼の腕を掴むけど、やっぱり足りない。


「零っ、ねぇ・・・っ前から・・・して?」


振り向いて言うと、零の腰が止まり、無理矢理顎を掴まれて、更に後ろを向かされる。


「・・・泣きそうな顔しちゃって」


キスされて、笑いながら頭を撫でられる。

笑わなくたっていいのに。

零に触れたくて・・・片手をなんとか伸ばして、頬に触れると、もう一度唇が重なる。


直後、零がわたしの脚を持って器用に動き、
あれれ?・・・と考える間もなく、わたし達は繋がったまま向かい合っていた。

手を伸ばして、覆いかぶさってくる零に抱きつく。

やっぱりこっちの方が、落ち着く。

唇の端にキスをされ、反対の端にもまたキスをされて。
次は自分から口付けた。
すぐに舌が差し込まれて口中を舐め取られ、キスが止まらなくなる。
合間に漏れる吐息は、どんどん甘く、色を含んできて。


再び腰がゆるゆると動き出した。


「んっ・・・あぁっ」

「今は全部忘れて、僕のことだけ考えて」

「っ?・・・うん・・・」


真っ直ぐに見つめられて、心臓がドクリと音を立てた。


「今の、かおりさんは・・・僕だけのものだから・・・っ」


そんな事を言われたが戸惑う暇もなく、勢いよく奥に打ち付けられて、思考は快感で埋め尽くされる。


「あぁっ!あっ・・・零っ」

「かおりさん・・・っ」


激しさを増していく零に、ひたすらついていく。

・・・身体中が熱い。

乳首を口に含まれただけで震えて身体は仰け反って。
唾液をたっぷりまとった舌で舐められると、軽く達してしまいそうになる。


「あっあぁ・・・すご、い・・・きもちい・・・っ」

「わかる。中、キュウキュウしてくる・・・っ」

「あぁっ!れいっ・・・」

「・・・かおりさん・・・っ」


彼の顔もまた、快感に歪んでいて。
その顔で名前を呼ばれると、死ぬ程ゾクゾクする。

最奥を立て続けに突き上げられて、限界が近づく。


「あっいっちゃ・・・う・・・」

「いいよ、イッて・・・かおりさんっ」

「あっあぁっれい!っれい・・・あぁっ・・・!」


達してヒクヒク痙攣するカラダを、強く抱きしめられた。
/ 476ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp