第9章 今夜の予定は?
「お邪魔しました!何かありましたらお申し付けください!」
「はい!」
再び階下から聞こえた女性の声、とそれに答える零。
戸が閉まる音を確認して、わたしはようやく大きく口から息を吸い込む。
「はぁ・・・っ零・・・ひどい・・・」
「でも良かっただろ?」
「それは・・・」
「すごい可愛かったけどな。あんなかおりさん見てたらもう・・・」
秘部の入口に彼の熱があてがわれる。
「ま、待って!」
「もっと気持ち良くしてあげるから。可愛い声、いっぱい聞かせて」
ゆっくり、奥まで入ってくる。
「あぁ・・・あっ」
「っ・・・まだビクビクしてて」
「あ・・・ぁ・・・」
「すごく、気持ちいい」
「っ・・・あぁ」
「まだまだ、足りないけどな・・・っ」
キスを落とされ、入口付近までゆっくり引き抜かれていって。
一気に奥を突かれ、律動が始まる。
「あっ!あぁ・・・きもち・・・いっ」
「かおりさん・・・っ」
「あっ・・・ダメっ!あぁっそ、こだめ・・・ぇあぁっ」
少し前に一度身体を合わせただけなのに、零はわたしの好きな所を的確に覚えてるのか。
いきなりいい所ばかりを攻め立てられて、すぐに達してしまいそう・・・
「やだっ!あぁっあっ」
「なあ・・・イクときは、」
「ね・・・も、いきそ、なの・・・れ、い」
「そう、僕の、名前を言って」
「・・・零、れい!あっ・・・いく・・・っ!」
身体が硬直し達して、脱力する・・・
下腹部にはまだ大きな零が入ったままだ。
「かおりさん・・・」
「れい・・・あぁっ」
「もう、早すぎ・・・」
最奥をグリグリされて叫びそうになった。
「あ!あっだ、め・・・あぁっ!」
「良さそうだけどな?すっごい締まる・・・っ」
再び動き出す零に、もう頭がついていけない。
力の入らないカラダを強く掴まれ揺さぶられて、激しく奥を突かれて・・・
「あっあぁ・・・あっ!れい」
「ああ・・・っ・・・やばいな」
「あっ・・・いっしょに・・・いきた、い・・・零」
腕を伸ばして零の熱いカラダに触れる。
「・・・ああ、っもう、僕も・・・」
「あっ・・・あっ!れいっれい・・・」
「かおり、さん・・・っ」
奥に放たれ、零が覆いかぶさってくる・・・