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今日、君の笛をふきます

第1章 こども



ちゅ、ちゅと音がしていた。
有ちゃんはゆかにはいつくばりながら、一生けん命ボクのちんちんをくわえていた。

「なんか、笛をふいてるみたいだね」

有ちゃんはそう言って笑った。
ボクも、エヘラ、って笑った。

ボクは有ちゃんの笛になったんだ。


「どこが気持ちいい?先っぽ?下の方?」
「うーん…多分、先っぽ…」
「わかった」
「歯が当たったら痛いから、絶対当てないで」
「はいはい」

ちゅ ちゅ
ちゅくちゅく

あ、また、すっごいムズムズしてきた。

くちっくちっ
ぺろっ

なんか、おしっこ出そうかも。
ヤバい。

にゅるにゅる
ちゅぷぷ

トイレ行った方がいいかな。
でも、やめてほしくないな。

はむ はむ
じゅるじゅる

やめたくない。ずっとこうして欲しい。
もっと。もっともっと。して欲しい。もっと。

「有ちゃ…もっと、速くして、いいよ…」
「え?速く?強くじゃなくて?」
「うん、強さは今くらいで…。いっぱい速くしてよ」
「やってみる」

有ちゃんは頭をグイグイ動かして、すごい速さでボクのちんちんをこすりだした。

ああ、そう。それ。
すごい。なんか、なんかくる。

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