お兄さま代わりに近衛隊に入ります?【神宮寺レン】 R18
第2章 出逢い
そういう彼に呆れ顔をしていると
「まぁいい 付き合え きょうが覚めたから今日は酒だ 断れると思うなよ?」
とニヤっとわらう彼に
「御意」
とかしずく
あれよあれよという間に殿下の部屋で酒盛りをすることになってしまいせっかくの休日が潰れたことに溜息をつきたくなるがまぁ殿下がお飲みになられている酒なら良いものだろうからと思いそっと胸にしまう
飲み始めて暫くすると
「さて今日は君のせいで獲物を逃したわけだけど…誰かいい子知らないかな?」
という彼に
「殿下お言葉ですが 殿下の保身の為にも今後このようなことはお控えになった方がよろしいかと...」
というと
「えー だって 剣を振るうだけじゃ詰まらないじゃないか」
「せめてそういったことは婚約者の方にされるもが良いかと」
との言葉に
「だって彼女のこと俺は好きじゃないから それに決められた相手って性にあわないんだ」
「彼女のどこにいったい不満が? 1度お見かけしましたが優しそうなお方でしたが....」
そういう私に
「わかってないな それがダメなんだ 俺は大人しいだけの従順な子には飽き飽きしてるんだよ」