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シカマル と めんどくせぇ恋

第7章 真実


マリside
目が覚めると、そこには眠ったシカマルがいた。あぁ木の葉に帰ってしまったのか。自分の意志の弱さに情けなく思う。
ガラガラと扉を開ける音がすると思ったら、そこには綱手様がいた。
「起きたかマリ」
いつものように淡々と言う綱手様。
「綱手様この警戒態勢は何ですか?仮にも私は、里抜けをした身ですよ。」
フンっといつものようにように鼻で笑う綱手様
「お前の遺言書から里抜けという罪にはなんなかったんだよ。」
いいのか悪いのか?まぁよかったことにしますか。
「にしても、本当によかったのか?」
「なんのことですか?」
首を傾げると、
「おまえの叔父だよ。」
と堂々と言う綱手様。抜かりないなぁ
「まぁ仮にも唯一無二の血縁ですからね。でも、家族とは思ったことは無いです。こうなることも予測していました。3人を亡くした時みたいににはなりません。」
綱手様は、若干複雑な顔を浮かべた。
「では、本題に入ろう。その前に、オイッシカマルもう起きろ。」
綱手様の一喝でシカマルは、間抜けな朝起きたばかりのような顔を浮かべる。
「なんすか?」
「少しの間この部屋から出ろ。中忍試験の準備もしてこい。」
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