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シカマル と めんどくせぇ恋

第5章 思惑


「大丈夫か?」
と黒猿が聞いてくる。笑いたいところだがもうチャクラ切れになりそうだ。
「黒猿、あの人の遺体を木の葉に・・・」
「マリ、その身体で平気なのか?やはり木の葉に帰って治療して貰ったら・・」
止めて、それ以上私のことを優しくしないで・・・
「黒猿、裏切り者には木の葉に居場所は、ないんだよ。さぁ早く行って・・・キバの服は着てね、ここが分かったら失敗すんだから。」キバの服は、以前調達した。猿に着せたいと言ったら、快くくれた。
黒猿は、木の葉に向かう。避雷針の術は、かつての四代目と、その部下の三人しか出来ない。なので、時空間忍術が張られている門に行かなければならない。
そう、ここは戦国時代奥田一族が住んでいた跡地だ。今はもう私しか知らない。それにここは里からとてつもなく離れていて、途中には底なし沼があるから誰も近付けない。好都合な場所である。
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