第4章 シカマルの作戦
さっき、私の口寄せ動物忍ザルによって連絡が入った。
私のおじさんが里抜けをした。
されると思っていたが、まさかこんなに私が弱っている時とは···いや、むしろ絶好のタイミングなのか。
「影分身の術」
一体の影分身を出す。暗部の任務服着といてよかった。影分身の方には仮面もつけさせておく。
これが私の最期だ。
満月の夜、私は里抜けをする。最後に見れた月が満月は、私の両親、お祖父さん、最初のフォーマンセルのみんなが死んだ時と一緒のものだと思った。
「もう少しで皆のところに行けるよ・・・」