第1章 出会い
今日はアカデミーの入学してから初めての土日だった。
あれから、日向ヒナタちゃんと仲良くなった。
そしてときどき、シカマルと将棋の対局をした。
いつも引き分け。
でもね、勝たなくてもシカマルといるだけで嬉しいんだ。
なんでだろうね。
そのことを両親に報告した。
お墓の手入れも忘れずに。
私の両親は、――――――
だからあいつは許せない。
いつか絶対に――――――
そう思っていると、不思議と涙が流れてきた。
そんな所に、三代目火影「猿飛ヒルゼン」が、私の後ろに立っていた。
「三代目...」
「マリよあれから7年か...心の傷はいつまでも癒えんのぉ」
「はい...」
「じゃがのぉあの事件のせいでうずまきナルトは皆の憎しみの対象になっておる。」
「...」
「お主もその一人だ――――――」
「...」
「四代目はどんな思いで、ナルトに――――――考えてはどうだろぉか。
少しは変わるかもしれんぞ。」
「はい...」
「そう気を落とすな両親が心配するぞ。」
「...」