第2章 アカデミー時代の...
ここから離れようするシカマルに私は、
「シカマルっ!! 」
「どうしたマリ?」
「あのね、私····」
心臓がバクバクする。
「この簪いつも付けて大事にするよ!」
「おっおう。それはありがてぇな」
と言ってくしゃって笑う。ごめんね私くノ一なのに、なのにね、勇気か出なかった。いや、シカマルにとってこの感情は迷惑になるかもしれないから私だけの秘密しよう。
シカマル私はあなたのことが好きです。
あなたが幸せに成れるなら私はこの身を失くしてもいいと思っています。
だから私のことを──────
お願い...
どこにもいない神様に私は願った