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私の神様

第2章 新たな主


誰もいない、静かな城の主は稽古場へと向かう。

目を閉じて、心を研ぎ澄ます。

彼女は己の霊力を御札に込めていく。

本丸の周りに張っている結界も、日に日に強くなっていく。

彼女は、誰もいない時、誰にも見られていない時、ひっそりと霊力をつける稽古をしている。

この事は、こんのすけも誰も知らない。

とある1振りを除いては…。



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