第1章 プロローグ
一週間後。
とある小さな村。
老:おーい、巫女姫様。こっちえきておくれぇ~。
主:はーい。どうかしましたか?
老:いやねぇ、今日は孫と会う日なんだが、一人じゃぁ荷物を運ぶのが大変で。
主:わかりました。行き先はどちらで?
老:江戸のまちまでお願いするよ。
主:はい^^しっかりつかまっててくださいね。
「北風よ、我を江戸へと誘いたまえ!!」
江戸の街浮世絵町―。
主:おじいさん、お孫さんの家はわかりますか?
老:あぁ、ここまででだいじょうぶだよ。ありがとう。
おじいさんは去っていった。
主:ふぅ、そろそろ日も沈むし帰るか。
たまには歩かないと・・・。
ザッザ・・・
プシュ、ヒュー
ガシッ
主:ん?弓・・・
妖:お前が噂の巫女姫か。
周りを見ると、妖怪が私の周りを取り囲んでいた。
主:(さすがに想定外・・・。御札も武器も持ってない・・・。日が沈みさえすれば。)
妖:お前の生き肝、喰わせろ!!
プシュッ・・・。
主:きゃぁ!
ポタポタ・・・
妖:終わりだ!
うっ・・・。弓に血を吸われてる。
妖力を出しちゃダメ・・・。
かわりに、魔力を・・・。
妖:はっはっは、トドメだー!
ザバッ
?:雑魚どもが、俺のシマで女襲ってんじゃねーよ。
あれ、私生きてる。
かわりに周りの妖怪が・・・。
?:大丈夫かい?〔名前変換〕。
この声・・・。
―――――――――――――――――――続く―――――