第9章 9Qー権力行使
「ちょ、ちょっと名前…。
これ全員バスケ部…?」
「うん…黄瀬以外ね…。」
同様に小声で返す私。
「レベル高すぎ!!!」
キラキラさせた目でキセキの世代を見つめる女子生徒。
説教を続ける赤司、少し不機嫌な青峰、未だポテチ(二袋目)を食べている紫原、何故怒られているのかわからないといった表情の黄瀬を見る。
まあ確かにみんな顔は悪くないけど……
個性的過ギルンダヨ…。
そんな私の心の声を知ってか知らずか、突然赤司は私を見下ろしてきた。
「おい黒子、お前もそこへ立て。」
お怒りモードの赤司君は、三人が立たされている隣を指差す。
「はい………。」
ああ…まだお弁当食べおわってないのにな………。
その後私たちは昼休みが終わるまで説教をされたのでした。