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【黒子のバスケ】幻の7人目

第9章 9Qー権力行使


その後も、フットワークや2対1など基礎体力や基礎技術を身につけるための練習が続いた。


最後に、クールダウンのためのストレッチをし終わったときにかかった真弓さんの号令。

大きな声で返事をし、ダッシュで集合する一年生。
相変わらず行動が速い。


「今日はお疲れ様!

んじゃあ……早速だけどミスの回数言ってくよ~。」


そう言った真弓さんは、手元のリストをペラペラと捲り、私たちを一瞥する。


なんか…緊張する。



そして真弓さんは再び紙に視線を戻し、口を開いた。




「青峰大輝 0回。
赤司征十郎 0回。
    伊藤昌也  12回。
    緒方俊太  15回………」


あいうえお順に一人一人ミスを伝えられてく。



「黒子名前   0回……。」

ふぅ………。

ここでミスが一個でもあったら、推薦で帝光に入った者として皆に顔見せ出来なくなるところだった…。
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