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【黒子のバスケ】幻の7人目

第16章 16Qー初めての味は


「もうすっかりです。
部活休んでしまってごめんなさい。」

「謝ることねェよ。
万全の状態でバスケやって欲しいしな。」

そう言って私の髪をわしゃっとした虹村さん。

漫画で部活サボった灰崎のことボコボコにしてたじゃないという意見は勿論言わないでおいた。


「てかメアド交換しようぜ。」
「俺も。」

そう言って2人が自分の携帯を出したので、私も携帯をポケットから取り出そうとしたところで予鈴が鳴った。


「やっべ!」

「また部活で聞くわ!」

そう慌てて教室を出て行こうとする堅吾さんと虹村さん。


「はい。お気をつけて。」


2人を見送った後、お気をつけてって変だな…と思い、そんなことを口にした自分が恥ずかしくなった。


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