• テキストサイズ

転校生はSAOの英雄でした

第13章 デスゲームの終わり




教室の扉を開けたら、目の前に私が憎んだ男がいた


『な‼️』


烏丸「この人は、君の知り合いか?」


須郷「知らないなんていわないよね?」


そう言ってナイフを持って私にちかずいてきた


ナイフに血がついてる・・誰の?


須郷の振ったナイフが私の左腕を切った


『ぐっ‼️』


カルマ「鈴‼️」


カルマが須郷を押さえようとしたから言った


『なにもしなくていい‼️』


私が世界樹で切った場所が真っ赤になってる


須郷「酷いことするよねぇ、アリスちゃん

   まだ、痛覚が消えないよ」


私は須郷を見据えていった


『須郷・・・もう終わりよ

 あんな大きすぎる仕掛けを誤魔化しきれるわけない

 おとなしく方の裁きを受けなさい』


須郷「おわり?なにが?」


『逃げられるとでもおもってるの?』


須郷「僕を欲しがる企業は山ほどあるんだ

   研究を成功させれば、僕は本物の王に―現実世界の神になれる」


狂ってる・・・


須郷「その前に君を殺すよ、アリスちゃん」


須郷のナイフが私の頬をかすめた


カルマ「鈴‼️」


殺す?このナイフで、私を?


須郷「お前、あっち側で僕にさんざん言ってたよな

   逃げるなとか、臆するなとか、決着をつけるとか、偉そうなこと」


世界樹の上でのことが頭をよぎった


須郷「わかってんのか?お前みたいなゲームしか能のないガキは

   本物の力は何ももっちゃいないんだよ

   すべてに劣ったクズなんだよ

   なのに、僕の足を引っ張りやがって

   その罪に対する罰は死だ、死以外あり得ない」


私の首をつかんで壁に叩きつけた


『あが、ぐ』


・・・・こいつだって、こいつだって同じだろ‼️


須郷「死ね、小娘‼️」


そう言って私にナイフを振り下ろした


その手をつかんで右足で須郷をおもいっきり蹴った


須郷「がああ」


須郷は教卓にぶつかってゆっくり立ち上がった


須郷が立ち上がる前にナイフを拾って握る


『須郷・・・』


自分のものとは思えない低い声が出た


『この武器は貧弱だし、軽いし、リーチもない

 ・・・でも、お前を殺すには充分だ‼️』


逃げ出そうとする須郷をおもいっきり蹴り、髪をつかんで


首にナイフを当てる


カルマ「鈴‼️」

/ 110ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp