第10章 最終決戦の前兆
ロイと約束したんだ
カルマ「・・・うん、急ごう」
カルマが私の手をしっかりと握りしめる
『・・・・本当にありがとう』
そう言ってしっかりと手を握りしめてカルマを見る
カルマ「//////」
『カルマ・・・・』
出会ってからずっと助けてもらっていて、本当に感謝しかない
すべてを失って生きる気力も意味もなくして
残ったのは自分の犯した罪だけ
真っ暗な暗闇にある底無しの泥沼をさまよってる気分だった
人の暖かさを感じるたびに思い出す、人を殺した時の感覚
私の殺した人達が私に向かって恨みをささやく
その恨みの声は耳をふさいでも聞こえてきて
私をさらに泥沼へと沈めていく・・・もう、死にたい気分だった
そんなとき、君に出会ったんだ
暖かくて、とても安心できる
こんな私のことを見てくれて一緒にいてくれるっていってくれた人
一人じゃないっていってくれた人
『・・・・本当の本当にありがとう』
少しでもいいから伝わってほしいな
カルマ「////これからも側にいるよ」
『私もだよ///』
バスから降りて家に向かう
家についてご飯を食べてログインする準備をする
カルマ「俺、どこからログインしたらいい?」
『私の部屋』
カルマ「/////え?」
『一緒にっていったでしょ?』
カルマ「/////」
部屋について接続する
カルマ「これがナーブギア・・・・」
『始めてみた?』
カルマ「うん」
私はナーブギアを、カルマはアミュスフィアを着けて
二人で布団に寝転がる
今日、アスナに会えるかもしれない
緊張で心臓の音がしっかりと聞こえる
私が緊張しているのに気付いたのかカルマが手を握った
カルマ「行こう」
『うん』
カルマ「『リンク・スタート‼️』」