第10章 最終決戦の前兆
カルマ「いいんだよ、前もいったでしょ
俺が一緒にいるから
鈴の心の一番側にいるから
だから、頼って、俺のこと
俺の前では強がらないで
ちゃんと、本当の鈴の気持ち俺に教えて」
・・・・本当に優しすぎるよ・・・・
『ありがとう』
カルマ「うん、病室に戻る?」
『その前にジュース買っていこ』
そう言って出てきたし・・・・和人と直葉ちゃんの分も買っていこ
カルマ「和人君ってさ、キリトだよね?」
『やっぱり分かる、そうだよ』
イチゴ煮オレのボタンを押して出てきた煮オレをカルマに渡す
カルマ「ありがとう、お金返すよ」
『いらない、カルマが側にいてくれるだけで十分だもん
こんなの安いくらいだよ』
そう言って微笑む
カルマ「/////」
カルマが不意に私の手をつかんで抱き寄せた
『///////な、なに?』
カルマ「////・・・・何でもない」
私を抱き締めてるカルマの手に力がはいった
カルマに抱き締められてるときは何も考えずに
ただ、安心できる居心地のいい腕の中で幸せにひたっていられる
『・・・・カルマ』
カルマ「ん?」
『カルマに抱き締められてるときはとっても幸せ///』
カルマ「/////」
これ以上は本当にただの甘えたになっちゃうし
まだ、弱くなるわけにはいかない
カルマの手の中から抜け出してカルマの唇に人指し指を当てる
カルマ「////////」
髪の毛と同じくらい顔真っ赤だ
『これ以上は全部終わってからね
・・・たくさん助けてもらったぶん
私何でもするから、何してほしいかちゃんと考えといてね』
カルマ「何でもいいの?」
『うん、何でもする、私にできることならね
ほら、病室戻ろ』
そう言ってアスナの病室に戻った
和人はさっきから変わってない・・・
直葉「鈴さん、赤羽君・・・」
『はい、カルピスのめる?』
直葉「ありがとうございます///」
『てゆーか、何で敬語?』
直葉「え、大人っぽいから年上かなって///」
『直葉ちゃん、何歳?』
直葉「14歳ですけど、今年で15歳です////」
『同い年じゃん』
直葉「ええ‼️////中3なの‼️」