第8章 世界樹へ
キリト「アリスがいつも遅れるからだ‼️」
アリス「あ、風の塔だ~」
話をそらさないとまだ続きそうだもんね
アレン「きれいだね」
『だよね』
キリトを見たら、嫌そうな顔をしていた
そりゃ、そうか
アレン「何でキリト嫌そうな顔してんの?」
『昨日、ランディングのやり方知らないのに
スピード出して風の塔に思いっきりぶつかったから』
アレン「ぶふっ‼️あはははははは‼️何それ‼️」
アリス「めっちゃ面白かったよ」
キリト「笑うな‼️」
リーファ「ブレーキングの練習しとく?」
キリト「安全運転するからいい」
『それより、何で塔に?』
リーファ「長距離を飛ぶときは塔の天辺から出発するのよ
高度が稼げるから」
『なるほど』
アレン「夜までには森は抜けたいよね~」
『リーファ、アレン道案内よろしくね』
アレン「おっけ~」
リーファ「任せなさい」
風の塔の中で誰かにぶつかりかけた
『どこに目つけてんだよ』
どうやら、リーファの知り合いみたい
リーファ「こんにちは、シグルド」
シグルド「パーティーから抜ける気なのか、リーファ」
リーファ「まあね、貯金もだいぶできたし
しばらくのんびりしようと思って」
シグルド「勝手だな、残りのメンバーが迷惑するとは思わないのか」
リーファ「ちょ・・・勝手・・・!?」
シグルド「お前は俺のパーティーの一員としてすでに名が通っている
そのお前が理由もなく抜けて他のパーティーに
入ったりすれば、こちらの顔に泥を塗られることになる」
リーファ「・・・・」
何こいつ、仲間をものみたいに・・・
キリト「仲間はアイテムじゃないぜ」
リーファ「え・・・」
シグルド「なんだと・・・・」
『他のプレイヤーを装備欄にロックしとくことは
できないって言ったの』
シグルド「き、貴様ら
屑あさりのスプリガン風情がつけあがるな‼️」
めっちゃ、むかつく
『お前みたいなカスと同じになるくらいなら
屑あさりのスプリガン風情で結構だけど』
舌を出してべーとした