第7章 修学旅行事前の時間
『.....知ってどうするの?』
カエデ「有澤さんを助けたい」
『私を?』
茅野さんは私を見て頷いた
『無理だよ、気持ちは嬉しいけど』
カエデ「何で、無理って決めつけるの‼️」
『・・・・無理だからだよ
何もかも自分で巻いたたねだもん・・・・自業自得
私がおかした罪はそう簡単に私を解放してはくれない』
カエデ「罪?」
『うん、本当にとんでもないことをしてしまった』
カエデ「何をしたの?」
『なにしたと思う?』
カエデ「分からない」
『・・・・・とにかく人に恨まれるようなこと沢山したの
そのせいで人に触れるのが怖くなった』
カエデ「私達も?」
『そう、お母さんもお父さんもお兄ちゃんもパートナーも
私の目の前で殺されたの
そのときの人の暖かさが自分の手の中から消える感覚が
人に触れた時に思い出すの
それからは大切な人を失なうのが怖くて
誰とも仲良くなることはなかった』
カエデ「・・・・だから、あのときカルマ君怒ったんだね」
『うん、本当にカルマの優しさには救われる』
カエデ「なんかごめんね」
『いいの、全部何もかも私が悪いの』
カエデ「鈴って呼んでいいかな?」
呼び捨て・・・・
『いいよ』
カエデ「私のことはカエデって呼んで」
『うん、カエデ』
本当に参ったな
カエデ「/////本当に鈴ってかわいいよね」
『私なんかのどこがいいんだか』
カエデ「巨乳・・・」
『・・・・・気にしてるんだね?』
カエデ「潰す‼️」
『ちょっと‼️』
このままじゃ本当に潰されかねなかったから教室まで走って逃げた
カルマ「お帰り、茅野ちゃんとなにしてたの?」
『・・・・胸を潰されかけた』
カルマ「は?」
カエデ「鈴が大きいからでしょ‼️」
『だからって潰さないでよ‼️』
カエデ「無駄なお肉は全然ないのに何で胸はあるの‼️」
『知らないよ‼️』
カルマ「何でこんなことになってんの?」
『なんか、少し私のこと話したらこうなった』
カルマ「よく分からないけど、言ったの?」
『少しだけ』
カルマ「泣いた?」
『ううん、今度私が泣くのは帰ってきてからカルマの前で泣くから』