第7章 修学旅行事前の時間
カルマ「本当に行きたいところないの?」
『カルマがいるから何処でも楽しそうだもん』
カルマ「/////」
不意にカルマが私の耳元で言った
カルマ「あんまり可愛いこと言ってると襲っちゃうよ」
『///////』
カルマの顔を見たらイタズラが成功したときの意地悪な笑みだった
『/////バカ』
カルマ「////」
なんか、変な感じ
カルマを見るとドキドキする
でも、視線がカルマに行っちゃう
あ、目があった////つい、目を反らす
カルマ「どうしたの?」
『////え、あ、何でもない』
カルマ「??何かあるならちゃんと言ってね」
そう言って私の頭を撫でる
『/////う、うん』
不意に視線を感じて向くと茅野さんが私を見ていた
そして目があったら私に話しかけてきた
カエデ「有澤さん、ちょっといい?」
『うん、いいよ』
私達は教室を出て木の下まで行って座った
カエデ「有澤さんってカルマ君のこと好きだよね?」
いきなりの質問で顔が赤くなった
『/////え、あ、えっと』
カエデ「?」
『恋なんてしたことないからわかんないけど
たぶん、好きだと思う////』
カエデ「ふふ、有澤さん、かわいい~‼️」
『////』
カエデ「修学旅行で頑張ってみよ」
『え....』
カエデ「カルマ君にアピールしてみよーよ」
『私が////』
カエデ「勿論‼️」
『......修学旅行に行けたらね』
カエデ「え、行かないの?!」
『さあ?』
カエデ「行こうよ‼️」
『私、助けないといけない人がいるの』
カエデ「助けないといけない人?」
『うん、きっと私が私達が助けに来るのをずっと待ってる』
私は空を眺めていった
『助けるまで安心なんてできないよ
それに、約束したから、守るし、助けるって』
カエデ「......有澤さんは私達に言ってないことあるんだよね?」
『そうだね、言ってないね』
カエデ「カルマ君にも?」
『カルマには少しだけ話したよ』
カエデ「そっか」
『軽蔑されると思ってたけどカルマはそんなことなかった』
カエデ「......有澤さんは何を隠してるの?」
私は茅野さんの方を向いた