第4章 妖精たちの国
ピクシーの姿になって私の肩に座った
『そういえばキリトもスプリガンなんだ』
キリト「やっぱり黒だろ」
『激しく同意』
SAO時代からずっと黒だもんね、私が黒蝶、キリトが黒の剣士
・・・うん、黒だね
リーファ「キリト君知り合い?」
今まで空気かしていた女の子が口を開いた
キリト「ああ、俺の仲間だ」
『アリスよ、よろしく、この子はアイ』
アイ「よろしくお願いします」
リーファ「リーファよ、よろしくね
キリト君の仲間ってことはやっぱり強いの?」
キリト「俺なんか非じゃないくらい強いぜ」
リーファ「嘘でしょ」
『まあ、よろしく』
キリト「今からシルフ領に行くことになってるけどアリスも行くだろ?」
『勿論、興味あるし』
リーファ「アリスさんまで」
キリト「何か問題でも?」
リーファ「問題っていうか....町の圏内じゃ君達はシルフを
攻撃できないけど逆はありなんだよ」
『リーファちゃんいるしなんとかなるって』
リーファ「そ、そう・・
じゃあ、スイルベーンまで飛ぶわよ
そろそろ賑やかになってくる時間だわ」
キリトが補助コントローラなしで飛べるように10分ほど
レクチャーしてスイルベーンに向かった
キリト「アリスお前何で最初から補助コントローラなしで飛べたんだ?」
『感覚』
アイ「さすが、ママ‼️」
ユイ「やっぱりアリスお姉ちゃんはすごいです」
『ありがとう』
キリト「・・・・・人間卒業おめでとう」
アリス『卒業してないし』
リーファ「アリスちゃんっていつからこのゲームを?」
『今日だよ』
リーファ「・・・・アリスちゃんってすごいね」
『ありがとう』
キリト「お、見えてきたな」
少し飛んでやっと町が見えてきた
リーファ「真ん中の搭の根元に着陸するわよ」
リーファがそう言ったとき私の中にある疑問が浮かんだ
『ねえ、キリトってライディングのやり方わかんの?』
私がそう言った瞬間二人が顔を強張らせた
リーファ「キリト君?」
キリト「解りません」
リーファ「えーと」
すでに視界の半ば以上が巨大な搭にうめられている
リーファ「ごめん、もう遅いや。幸運を祈るよ」