第2章 転入の時間
カルマ「俺は鈴にあえて嬉しかったし鈴には生きてほしい
って思ってる‼️鈴が死ねば良いなんて思わない‼️」
そう言ってさらに強く抱き締められた
この言葉が凄く嬉しくて安心して泣きじゃくった
~カルマside~
鈴の過去に何があったのか知らない
でも、鈴が話してくれるのを待つ
それまでは、黙って鈴の横で鈴を守るから・・・
鈴はしばらく泣いていたけど泣きつかれたのか眠った
俺は鈴を膝に寝かせた
・・・・・本当に恐ろしいほど整った顔だな・・・・
俺は鈴の頭を撫でて鈴が起きるのを待った
~カルマside終了~
どのくらい眠っていたのだろうか?
誰かに撫でられてるのを感じて私は目を覚ました
木々の隙間から光が差し込んで
ちょうど良い風がふく
アインクラッドでも、キリトとロイと寝てて
アスナに怒られたっけ・・・ま、その後にアスナも寝てたけどね
そんなことを思い出していたら不意に声がした
カルマ「あ、起きた?」
上を見上げたらカルマがいた
そういえば、泣きつかれて寝ちゃったんだっけ
『うん、一応ね』
カルマ「一応って」
そう言って頭を撫でられた
カルマ「どうする?教室戻る?もう、四時間目だし」
鈴『もう、四時間目、そんなに寝てたんだ
なんか、ごめん』
カルマ「いいよ、このまま、サボっちゃおうか?」
鈴『いいけど、何すんの?』
カルマ「2年間外にでなかったんでしょ?
なら、いろんなところいってみる?」
鈴『うん、行きたい』
カルマが私にてを差し出した
私はその手を握ってカルマと一緒に校舎にあるきだした
~前原side~
有澤が森に入っていってカルマが追いかけてから
もう、二時間ほどたってる
今は昼休みだ
初めて有澤を見たとき息がとまったと思った
この世のものとは思えないほどの綺麗さで
声も聞くだけで背中が震えた
・・・・あんなに完璧な人間いるんだな
俺たちと同じ人間だとは思えない
有澤を思い出すだけで顔が赤くなって
心臓が早くなる
これが一目惚れって奴だろう
だから、追いかけられなかったのは悔しい
俺の表情を見て磯貝が話しかけてきた
磯貝「どうした?」