第2章 転入の時間
『・・・答える義理がありませんね
無駄話はあきました、知りたいなら・・・・私に勝ってください
先生が勝ったら烏丸先生には全部教えてあげますよ』
烏丸「・・・・いいだろう、本気で行こう」
お互いナイフを構えて向き合う
研ぎ澄まされた冷たい糸が全身を貫いていくのを感じる
私を見つめる先生の全身のようす、ナイフの構え方や足の開き方
などの気配を読むために意識を集中した
・・・・・・・この感覚デュエルの時と似てる・・・・・
磯貝「よーい、始め‼️」
合図と同時に私は猛然と地面を蹴って
一気に烏丸先生との距離をつめた
烏丸先生の振ったナイフを右側のナイフではじいて
すかさず左側のナイフで攻撃した
その攻撃は烏丸先生の右腕と首にあたった
烏丸「っ‼️」
その後も、烏丸先生のナイフを自分のナイフで防いだり交わしたり
しながら攻撃していく
飛び上がって回転しながら上から全体重をかけて攻撃する
『せいっ‼️』
烏丸「っ‼️く‼️」
ナイフで防がれて振り払われる
空中で回転して両足で着地して後ろにすべる
その反動を利用していっきにかける
『はああああああああ‼️』
《短剣中級突進技ラピッドバイト》のかまえをする
『らああああ‼️』
こんしんの一撃を叩き込む
烏丸先生が耐えきれずバランスを崩してナイフがとんでいったところに
さらに《二刀流最上位剣技30連撃ブレイブアタック・ストリーム》
を反撃のすきを与えず攻撃する
この技は私とキリトが使っていた、エクストラスキル《二刀流》
その最上位の剣技、連続30回攻撃
『やあああああああ‼️』
最後の一撃を決めたとき合図が出た
磯貝「そこまで‼️」
私は剣をおろす
『はあ、はあ、はあ、はあ』
・・・・・・・疲れた
やっぱり、リアルじゃVRみたいにいかないな・・・・
杉野「・・・・どっちが勝ったんだ?」
殺せんせー「・・・・・・烏丸先生3回、有澤さん224回で
有澤さんの勝ちです」
全員「「「・・・・・・・」」」
ヤバ、立ってられない
限界を感じてその場にしゃがみこんだ
カルマ「鈴‼️」
カルマが体を支えてくれる