第17章 Tauros
「2日後にはウワサの烏野高校との決戦なワケだが
我らが因縁の相手(らしい)烏野に
女子マネージャーは居るか否か!!
俺は居ない方にハーゲンダッツ!!
犬岡と芝山は?!」
山本君よ···1年に凄みながら
聞く内容じゃ無いと思うよ
「えーっ俺は居た方がうれしいから居る方で!」
「僕もですっ」
「バカヤロウ!陽葵さん以上のマネが居るわけねぇだろ!
万一居たとしてもゴリラみたいな奴だったら許す!!」
「「えー···」」
「うっかりもしかして美人のマネが居たりしたら
俺は絶対許さないっ!!絶対にだ!!」
「「(涙目だ···)」」
残念ながら烏野のマネさん
清水潔子さんは
美人さんなんだよね~
「その時は覚悟しとけよ烏野ーッ!!」
「山本うるせえ!!」
「おいっ研磨はどっちだと思う!?」
研磨は興味ないのか1人スマホ弄っている
「···別に···どっちでもいい···」
「ケッ言うと思った!」
「でも、ちょっと楽しみだよね烏野と試合」
「「「!!?」」」
「ヤル気無し男の研磨が試合を楽しみにしているだと!?」
「山本、そんなに元気ならテメーだけ練習増やしてやろうか」
「スッ スンマセン···」
「つーか陽葵楽しそうだな
なんかあったのか?」
『私も烏野との試合楽しみなんだよね♪』
「珍しいな日向が
"試合楽しみ"なんて言うの」
「黒尾、もしかして昔の男が
通ってるとかかも知れないぞ?」
「それなら完膚なきまでに叩き潰すだけだな」
「クロ、醜いよ」
「余裕無し男かっ!?」
『心配しなくても鉄朗だけだから♡』
「虎が死にそう···」