第3章 弱さと強さは紙一重
壁外調査。
それは、突然やってきた。
初めて私たちが壁の外へ出る任務だった。
その中には勿論調査兵団全員が割り当てられ
通称リヴァイ班と呼ばれる班も出席していた。
リヴァイ班はリヴァイ兵長が主となり、形成された実力が揃っているもの達が揃えられていた。
そして、今回私の位置は中央後方。
エルヴィン団長と共に私、オルオが割り当てられていた。
新人の隣でエルヴィン団長がいいのだろうか。そうと思ったがこの配置はハンジ分隊長の指示らしかった。
未だに喋ったことはないが、とても変わった人らしい。
巨人好きで有名で壁外調査のベテランであると聞いた。
あの恐ろしい巨人が好きだなんて言う時点で恐らく分かり合えないだろう。
「いいか、壁外調査で死ぬ調査兵の人数は殆どだ。運良く帰ってくるものもいるが運も実力のうちだと思ってくれ。君たちには十分その力はあると思うが、決して自分本位な動きをしないでほしい。陣形が乱れては元も子もないからな」
「「はい…!!」」
あの日以来、久しぶりに顔合わせしたオルオと共に返事をする。
隣から視線を感じたが、気づいていないフリをした。