第3章 弱さと強さは紙一重
「うーん、いい天気。
隣に皺くちゃがいなきゃもっと快晴なのに」
「天気は俺がいてもいなくても変わらねえからなブス」
「あれ、皺くちゃどこ行ったんだろう」
「ここだ!!!ここ!!急に白々しく見えないふりすんなよ!」
「ま〜た、始まったよサラ」
「ふふ、あの二人はいつもあんな感じだもんね」
クスクスと笑いあう二人にもー、と言いながら私も笑いあう。
ここにきてから、本当に楽しい。
家のことが嘘みたいに。
本当に楽しい。
楽しくて仕方がなくてなんだかんだいってオルオとのやり取りは私の中でなくてはならないものになっていた。
「あー、いたいた。マリアちょっといい?」
「うん、いいよ。ちょっとリヴァルのところ行ってくる」
いってらっしゃいという3人を背に駆け足でリヴァルの元へ向かう。