第1章 駆け出しの兵士達
「アルミン!」
「あ…エレンに…ミカサ。
どうしたの、まだご飯中
じゃ「どうしたもこうしたもねえよ!
お前、最近寝てねえだろうが!!」
エレンが咄嗟にぼくの肩を掴む。
その力の強さにエレンの気持ちが滲んでくるようだった。
「…」
「ごめん、アルミン。私達上官との話知ってるの。けど上官はアルミンが見つけることだからって口出しはするなって言ってて私達見守ってたけど流石にこれは見過ごせない」
「……しってたんだ」
なにそれ。
いつから。
ぼくがひたすら、こたえを見つけてる姿を見てエレン達はさぞ、みっともなく情けなく映っていたのだろう。そうでもなきゃこうして今ぼくの目の前にいるはずが無い。
口出しするなと言われてたんだ。
なのに、それを破ってまで。
ぼくに声を掛けてきた。
ぼくは弱くない。
ぼくはエレン達がいなきゃなにもできないような奴にまだ見えるのだろうか。
エレン達の中じゃぼくはまだ変わってないのか。
あの頃のままなのか。