第3章 止まらない嫉妬
「 増田は 、隣のクラスの男子に呼び座されて中庭行きましたよっ ! 」
「 それって … 」
「 "告白 "でしょうねぇ 〜 」
俺はいてもたってもいられなくなり 、中庭へと駆け出した 。
中庭へ行くと 、男女の姿が 。
耳を澄ませると 、ボソボソとだが 、声が聞えてくる 。
「 … んなさい 。」
最初の方が聞こえないけど 、多分断ったんだと思う 。
「 そっか 、じゃあさ … 」
すると 、その男は増田の肩を掴んだ 。
「 何 、するのっ … ! 」
「 何って 、こうだよ 。 」
すると 、そいつは増田の唇に自分の唇を近づけた 。
「 ちょ … やだっ … 、」
気づけば自分の足が 、増田の方へと動き出していた 。