第2章 1

「お前さあ、まだ玄樹たちに関わってんの？」


「つか、いい加減ジャニーズやめろよ。」


「みんなが迷惑してんのわからないの？」


案の定、囲まれてる聖奈。


「自分が特別だとか思ってるわけ？」;


「そんなこと思ってない！」


言い返す聖奈。


頑張れ聖奈


「じゃあ、なに？愛されキャラ気取ってるわけ？」


「違う！ただあたしは‥‥‥‥」


聞いてるだけでも腹立つ


女どもの発言。


だけど、聖奈は一生懸命戦ってる



まだ俺の出る幕じゃない




「ジャニーズやめろよ。まじうざい目障り。」


「お前なんかにファンいねーから。」



言われ放題言われてる聖奈


今にも泣きそうな表情


出ていきたいけど

今出て行ったら強くなれない



「やめないっ！
絶対にやめないっ。
自分を変えるって決めたんだもん。

ジャニーさんが認めてくれたんだもん

ファンのみんなが

ｾｸｿﾞのみんなが

Jr.のみんなが認めてくれたんだもん


認めてくれる人がいる限りあきらめないって。

バカレアの聖奈ちゃんと約束したんだもん

一緒に頑張るって。」





そう周りのバックアップが聖奈にはあるんだ。

ファン

俺らｾｸｿﾞ

ジャニーさん

バカレアの聖奈

そして、なにより


ｾｸﾊﾞが神宮寺たちの信頼が。



みんなが認めてる


みんなが認めてくれるからあきらめない。


バカレアの聖奈の受け売り。