第8章 最終任務
役に立つ、
みんなの役に立つためなら…
仕方ない事なのかな…
(ダンゾウ様は、根をあるべき姿に変えるために、カカシ先生の目が必要だって言ってた)
私にカカシ先生の目を取ることなんか、できるのだろうか
でも、役に立ちたい
ダンゾウ様は楓にしかできない事だって言ってくれた
役に立たなかった私が役に立つためには…
木の葉の根にいる私が、みんなを守りたいんだ
ヒマリの死は無駄にしたくない…
(カカシ先生…ごめんなさい…)
目を取ってもカカシ先生が死ぬことはないだろう、
そう言い聞かせて私はその夜
求めてもない形で愛しい人の姿を視察として見に行くことにした