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届かぬ想いと隣の君【NARUTO】

第5章 第七班



「爆発して死んだか…」

ガイ班のみんなと、サクラちゃん達とも合流し、無事暁の人を倒した私達は里に戻ることになった。

みんな相当疲弊した様子だったが、カカシ先生は特に…怪我がひどくダメージが大きい風に見えた。

「先生、大丈夫…?」

大丈夫なわけないのに、心配で声をかける

「楓…」

一瞬先生と目があったかと思ったら先生は向かい合った状態のまま頭を私の肩に乗せた。

「楓が無事ならいつでも大丈夫だから。…俺は。だから…あんまり無茶しないでよ。ね?」

(明らかに無茶してたのは先生なのに…)

「もう…。先生、帰り道、私の肩貸す…

「ウォォォーーーーン!!!カカシィ!!!大丈夫かぁーーー!?肩なら俺が貸そうじゃあないか!熱き青春!!!フルパワーでな!!!!」

(えっ…えぇ〜…)

気づけば先ほど頭を私にのせていたカカシ先生はガイ先生のもとに連れ去られていた。
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