第17章 わたあめより甘い
カカシside
オビトに無事楓と付き合えた事を報告していたら楓に呼びかけられて驚いていた
昨日より顔色が良くなったのを見て心から安堵する
「…で、楓は結局どこでもいいの?」
「うん、先生と一緒ならどこでも嬉しいなぁって。」
初デートになるのに、本当にどこでもいいんだろうか…
(とはいえ、こういう経験は全くしてこなかったからな…どうしたもんか)
しばらく考えてからオレはまた楓の頭を撫でて前へ進んだ
「よし、じゃあ楽しんでもらえるかわからないけど、行こうか」
幸い今日はまだ始まったばかりなので少し遠くへも行けるだろう
隣でにこにこ笑う楓を見て
オレはまた触れたくなる気持ちをなんとか抑えた