第16章 憎しみの渦
「ほんと、あいつめんどくせー奴だよな。放っておけねぇつーか、なんかナルトと全然違うのによ。おんなじようなもん感じるわ。」
「はぁ、それは正直私も同感よ。ったくあの子、いい子すぎんのよ…!」
シカマルとイノがそういうとチョウジもうんうんと頷いていた
「楓は唯一俺がいるのを気づく。なかなかすごい奴だ」
「シノ君、いつも気付かれないもんね…」
「ヒナタ、それは言わなくていい。」
「あっごめん…」
シノとヒナタがそう話す
「それに彼女は僕並みの努力家です!」
「おまけにカカシ先生への一途っぷりもほんと可愛いしね〜!」
「…2人はうまく行っているんだろうか」
リーさん、テンテン、ネジがそんな会話をしていると
またシカマルが話し始めた
「つか、カカシ先生1人でどーにかなんのか、流石にまずいだろ。あの2人はどっちも医療忍術が使えないし、相手はサスケだ。カカシ先生が楓を庇いながらもし戦ったとしたら勝率は低いぞ」
サイはあからさまに顔を青くする
「楓の所に僕行ってくるよ」
サイがそういうと私も続けて声を出す
「私も行く。医療忍術なら私が…」
「俺も責任持って案内する。行くぞ赤丸!」
キバとサイと共に私達は急いでカカシ先生、楓の元へ向かった