• テキストサイズ

届かぬ想いと隣の君【NARUTO】

第16章 憎しみの渦


(多分、ツンデレってこういう人のこと言うんだろうなぁ…)

キバ君の優しさに驚きながら彼をぼーっと見つめる

「あー!もう!いったいった!その薬マジでくせーんだよ!鼻がもげる!
いってこい、西向きまっすぐ。
サスケはさっきから動いてねぇから。」

「……ほんとにありがとう。キバ君。あのね、カカシ先生たちに会ったら…

「伝言は受け付けねぇよ。直接いってくれ。俺頭悪いから覚えらんねぇし。」

「…ふふっ。うん、そうする。ありがとう、キバ君。あと、これ…!」

そういって私はキバ君に向けて種を投げ、
彼が受け取る直前にその種を蕾まで成長させる

「えっ、なんだよこれ」

「キバ君へのお礼。クチナシのお花だよ。木葉の花壇に植える用で、たくさん種持ってたんだ。
これはキバ君の誕生花だったから。
夕方ごろ花が咲くの。一度しか咲かない花だから、里に帰ったらゆっくり見てね。
じゃあ私、行ってくるね!」

そういって私は走り出した
/ 372ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp