第15章 愛のその先に
ーーーーーーーー
仇を打つはずだったのに、
オレは6人のペインと戦いもうわからなくなっていた
ヒナタがオレを守るために犠牲になった
オレの正義を守るために彼女はオレを守ってやられた
ペインは「平和」の事を世の中の憎しみの連鎖がなくなる事だという
オレもそれはそう思う
でも平和はペインのやり方で作れるのか?
そう言って全ての人に痛みを与えて痛みを知らせて
何になるんだろうか、その先に平和があるのか?
オレたちの戦いに意味はあるんだろうか、
わからない
エロ仙人や、4代目火影が目指す平和はちがう
人が心の底から理解がし合える世界があるはずだと…
オレのことを信じて託してくれた
その世界を作るための答えがかならずあると…
オレは…まだわからない。エロ仙人を、カカシ先生を、楓ちゃんを殺した奴に合わないと、オレは結局どうするのか今もわからない
そうしてみんなの反対を押し切ってペインを遠隔で操っていた本体のところへ足を運んだ。
(でも…でも……)
「…やっぱり、オレ…お前のことが憎くて憎くて仕方ねぇよ…。お前を目の前にしたらオレがどう思うのか確かめたかった。でもお前がやっぱり憎いし許せねぇってばよ」
「…ふん、なら決着をつけるしかないな。
愛がある限り、それが壊された時必ず憎しみが伴う。そうやって連鎖していくんだ。ずっと、ずっとな。」