第4章 兄
「何だ何だ〜?楽しそうでいいのぉ〜、混ぜろ混ぜろ〜」
白髪のおじさんが歩いてくる、あの人は…
「自来也様!」
「おっ?お嬢さんは…楓、これまた一段と…………大きくなったのぉ〜ほっほっほっ」
自来也様はニヤニヤと鼻の下を伸ばす。
これはまずい!とサクラちゃんの方を見ると拳をプルプルと震わせていた
「……シャンナロォオオオオオオー!!!!」
本日2度目の砂埃が舞った。
「おーい、サクラ、こんなところで何油売ってるんだ、早く来い!修行を続けるぞ!」
「おぉ!元祖ボイーンの登場だってばよ!」
「いつ見ても見事じゃの〜!」
一瞬の出来事だった。
目を閉じて、
目を開けたら
目の前にはナルト君と自来也様が倒れていて、
綱手様とサクラちゃんが歩き始めていた。
仕方がないのでナルト君と自来也様に手を差し伸べ立たせてあげると、
ありがとなぁ!と2人は歩いて行った。