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届かぬ想いと隣の君【NARUTO】

第14章 戦場、木の葉


大丈夫大丈夫と言いながらサクラちゃんと戯れてると遠目でさっき見ていたカカシ先生とサイがこちらにきていた

「ちょっとサクラ、君は怪力なの忘れないでほしいよ」

サイが真顔で言うとサクラちゃんはわざとじゃないし!といつもの言い合いを始めていた

「ふふっ」

「幸せそうだね〜?」

今にも取っ組み合いになりそうな2人を横にカカシ先生が話しかけてくる

「はい!幸せです!」

笑顔で答えるとカカシ先生は少し驚いてから目線を逸らして、よかったよかったとなぜか照れながら言う

「…先生は?」

「オレ?」

「うん、カカシ先生は幸せ?」

「オレは…、うん。幸せだよ。…お陰様で。本当にありがとうね。」

照れながらも笑うその顔が本当に素敵で
前よりも好きになっている気がする

(笑顔って、本当に一番の化粧だよね)

「ほら、楓、帰るよ。怪力にまた何かされたら困るからね。」

「だから!あんたよりはアタシは安全だっての!!!」

まだ喧嘩を続けてたサイが声をかけてくる

「サイはとりあえずサクラちゃんに謝って?そしたら帰ろう」

思わず笑いがこぼれてしまう

(第七班、好きだなぁ)

ここにナルトくんとサスケくんがいたらもっと楽しいなぁと思いながら
サクラちゃんには検死の続きをお願いして私たちは帰る事にした。

カカシ先生は綱手様のところに寄るとのことで久々にサイと2人で帰路に着く
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