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届かぬ想いと隣の君【NARUTO】

第12章 草の壁


凄い爆風と共に角都は倒れ、ナルトもそれを見て倒れた

程なくしてシカマルとサクラ、サイが戻ってきた

「皆…!」

力が残っていないのかゆっくりと歩くシカマルを横にサクラが駆け寄る

「こちらはなんとかなりました」

サイも続いて歩いてくる

「ナルト!?」

倒れたナルトを見た瞬間サクラは急いでナルトの治療をした

「サイ…!無事でよかった…」

「楓…!?」

チャクラをほとんど使い切ってしまった楓はサイに駆け寄ろうとするも蹌踉け
サイが咄嗟に楓を支える

「楓も、大活躍だったんだね」

楓がただチャクラ不足でよろけているだけだとわかるとサイは安心したのか優しく楓に笑いかけていた

「ナルト君のおかげだよ。勝てたのは…。
でも、もし私も役に立ててたなら
それはずっと一緒に修行してくれたサイのおかげだね?」

少し頬を赤らめながらありがとうという楓と、それを聞いて嬉しそうに自然に笑うサイをみれば
2人が前よりももっと近付いている事は明らかだった。

(…ったく、オレはいつまで楓の事で他の男に嫉妬するんだろうな)
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