• テキストサイズ

届かぬ想いと隣の君【NARUTO】

第12章 草の壁


それから暫くしてアスマ先生が亡くなったと伝えられた。

暁と接触して、殉職したとの事だった。

シカマル君には会えなかったものの、
お葬式の場で会ったイノちゃん、チョウジ君はなんて声を掛ければいいかわからないほど落ち込んでいる様子だった。

…暁。

日に日にその名前を聞く機会が増え
そして殉職される人も増えていった。
得体の知れないその存在に、日に日に恐怖が増していた。

葬儀が終わると既にイノちゃんたちの姿は里になく
そしてカカシ先生も里からいなくなっていた。
どうやらアスマ先生の仇をうちにいったらしい。
そして第十班の監視役としてカカシ先生も出発したと聞いた。

(本当は一緒に行きたかった…けど…)

今ついて行っても足手纏いになるとわかっていた私は、
その日からより一層修行に専念することにした。

(先生、頑張ってください。またしばらく会えないけど、私も修行頑張ります)
/ 372ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp