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届かぬ想いと隣の君【NARUTO】

第8章 最終任務



しばらく2人とも何も話さず、
ただ隣に座っていた

するとカカシ先生が話し始めた

「あのね、実はオレ、知ってたのよ。」

「えっ?」

「楓がオレを狙っていた事。」

「えっ、……えぇ!?!なんで!?……」

「最初にオレが持っていた花に術をかけたのは楓だよね?
流石にあれができるのは楓だけだし。
それから、毎晩ここに来てたでしょ?」

「なっ…えぇっ……知ってたの?」

楓、気配消すの下手すぎと先生は笑う

「それで、毎晩泣いてたんじゃないの?…
まぁ、これはオレの予想…なんだけど。」

「うぅ…」

(全部バレているなんて…)

「じゃ…じゃあどうして…気づいていないふりをしてたの…?」

「うーん…まぁまだ楓に負けるほどオレも弱くないし、
それに、ここまで楓を追い込んだのはオレの責任でもあると思ったから。」

「それでも…っ

「こうやって話したかったの。」

言葉を言いかけた口はカカシ先生の手で塞がれ、耳元で囁かれると一気に体温が上がるのを感じた

(ちちちちちち、近いっ!!)

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