• テキストサイズ

【イケメン戦国】夢と知りせば覚めざらましを

第14章 【信長編】※閲覧注意※ R18


松之丞が呆然と敵将の目を見つめ返すと、敵将はまるで敵意のない、静かな目をして立っていた。
「…逃げろ」
「えっ!?」
「早く」
その時初めて、松之丞は相手が女であることに気付いた。
松之丞は、じり、と一歩下がった。まだ罠なのかどうか計りかねているようだった。
女は、血で汚れた唇を歪めるようにして笑った。
「我が名を覚えよ。藤生丹波守竜昌だ。そなたの父と兄を殺したのもこの私だ」
「…!」
「逃げろ。逃げて生き延びてみせよ!」
竜昌は刀を構えて一歩踏み込むと、大音声で叫んだ。
その勢いに気圧されるかのように、松之丞は振り返って竜昌に背を向け、暗い森の中へ向かって駆けだした。
竜昌は、その松之丞の姿が見えなくなり、足音が完全に消えるまで見送ると、踵を返した。
ここへ来る途中にまたぎ越した、敵か味方かもわからない兵士の屍を目指して。


─── ◇ ─── ◇ ───


「アッ、あっ、ハンっ、ンッ、」
パンッ、パンッ、パチュ、ぐちゅっ、
信長に背後から貫かれながら、竜昌は快楽の海に溺れていた。
「あ、も、もっと、お願、信長様、ひゃうっ」
「…先日まで未通女だったとは思えん乱れぶりだな。誰ぞに調教でもされたか?」
「ちがっ、い、私っは、信長様だけのっ、」
「嘘をつけ」
信長がいたずらに胸の突起を強くつまむと、竜昌は腰をのけ反らせて再び果てた。
「アァーッ!」
「くっ…」
びくんびくんと脈打つ蜜壺に、信長は思わず射精しそうになるのを、なんとか堪えた。
「何度達しても、まだまだこのように俺を締め付けてきおる。そんなに欲しいか」
「ほしい…です…信長様を…ください…」
しかし信長は焦らすように、先端が抜けないぎりぎりの線まで摩羅を引き抜いた。
「アッ…!抜いちゃ…やぁっ」
「正直に言え。ならばくれてやる」
竜昌は恥ずかしそうに視線をそらした。


/ 372ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp