第2章 プロローグ
太宰side
私達は人が寄らないような場所に隠れて座っていた
主「人を救う側…か…」
劉娥の涙は久しぶりに見た。
彼が織田作と仲が良かったのは知っていたが、まさか織田作の死によって劉娥が涙を流すとは思ってもいなかった。
太「どうしたんだい?浮かない顔をしているよ。」
主「どうやって人を救えばいいのか…分からない。」
太「確かにそうだな…否、私に心当たりがある。」
彼なら私達の求める仕事を知っているはず…
第三者side
主「え、それって…まさか」
太「そのまさかさ」
太/主「「種田長官に会う(の…?)」」
流石とも言うべきか、兄弟の息はぴったりである。