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胸いっぱいに、

第1章 1


「……だ、だって、だって!好きすぎてなんて言っていいかわかんないんだもん!!」

「海堂くんやさしくて、かっこよくて、こわいけどやさしくて、がんばりやでマジメでいつもテニスにいっしょうけんめいでやさしくてやさしいんだもん!!
……ふつうの『好き』じゃ、たりないもん……」


昼休みの予鈴が鳴るまで、俺たちは真っ赤な顔に涙目でにらみ合う間抜けな格好で固まっていたらしい。
部活で桃城のヤロウにからかわれて、ガチで殴り合いのケンカになった。
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