第6章 やっぱり好き。
遼side
「須賀野、あとの事は頼む。俺は遥を。」
「はい。」
遥は車に乗ってからぐったりとしている。
そろそろ限界なんだろう。
運転手が須賀野ではなくβでよかった。
「さかま・・・さん・・・ぼく・・・////」
「もうすぐ部屋に着く。待ってろ。」
遥をお姫様抱っこし、部屋まで運ぶ。
かなり熱くなっている。
薬は飲んでいたはずだ。
それでもこんなにフェロモンが・・・
「遥、着いたぞ。」
部屋の扉を開け、中に入り遥を降ろす。
「遥・・・大丈夫か?」
「・・・っ////」
遥は床に足が着くとこちらを振り向き深くキスをしてきた。
正直俺も限界だ。
遥の腰を持ち、後ろ向きに扉の鍵を内側から閉める。
「坂間さん・・・したい////」
「・・・俺もだ////」
遥を前から抱き上げ、ベッドまで向かい寝かせる。
足ほっそ・・・
両足を掴むとすぐに折れそうで驚いた。
「坂間さん・・・はやく・・・////」
「慌てるな。ちゃんと気持ちよくしてやるから。」
寝っ転がり俺を物欲しそうに見つめる顔が更に愛しく、俺の理性を壊し始めた。
「さか・・・まさん・・・んっ////」
腹辺りを少しなぞるだけで反応する。
「やだ・・・いじわるしないでください・・・////」
「すまん。後ろ向いてくれ。」
「はい・・・////」
腰を高く上げ、俺にお尻を向けてくる。
凄くエロい。
こんな姿を他の男にも見せた事あるのか。
少しショックだ。
「もう・・・緩くなってるんで・・・早く欲しいです////」
「そうだな・・・俺ももう限界だ。」
遥の腰を持ち、ゆっくりと挿入していった。
「んぅっ////」
「遥・・・気持ちいいか?」
「はぃ・・・////」
ゆっくりとピストンを続け、お互いを気持ちよくしていく。
「あっ・・・きもち・・・すき・・・////」
「よく聞こえない・・・」
「すきぃ・・・////」
もっと虐めたくなって、遥を仰向けにし両手を塞ぐ。
「もう1回。」
「っ・・・いじわるぅ・・・////」
「早く言わないともう終わるぞ。」
「うっ・・・大好きぃ////」
その言葉と表情があまりに可愛すぎて、俺は自我を失った。