• テキストサイズ

【R18】最高の結婚

第6章 やっぱり好き。


遼side

1人目を素手で倒し、武器を手に入れたものの・・・
人数が多すぎる。
周りは暗いため、お互いよく見えていない。

遥は無事なのか?

木の影に隠れ、身を潜めながら銃で攻撃する。

スマホを開き、地図を見る。
そこには赤く点滅する目印。

実は遥に渡したネックレスにはGPSを埋め込んである。
須賀野に頼んでおいたものだ。

何でこんな狭い所に・・・
公園?

ここから1歩も動かない。
何かあったのか?

早く行かねぇと・・・

どうやって切り抜けようか考えていたときだった。

「っ!」

後ろから誰かに掴まれて引っ張られた。

「坂間さん。」

「須賀野・・・」

少しホッとした。
敵に見つかったかと驚いてしまった。

「ここは俺達に任せてください。貴方は遥さんの元へ。」

「・・・わかった。」

俺は銃を腰に隠し、遥の元へと走る。
頼む、無事でいてくれ。

「はぁ・・・はぁ・・・遥・・・」

声が漏れる。

っ!
この匂い・・・まさか・・・
アイツ・・・ヒート期・・・

それからは地図なんて一切見ず、遥の匂いを頼りに向かった。

ここだ!ここを曲がればっ!

・・・っ!?

「やだっ・・・誰かっ・・・助けて・・・」

遥が襲われかけていた。
下半身は脱がされ、押さえつけられている。

「あの世に行く前に気持ちよくしてやるよ(笑)」

「いや・・・助けて・・・」

俺は気が付くと引き金を引いていた。
目の前には遥を取り囲む3人の死体が。

遥の目の前で殺してしまった。

「あ・・・なに・・・これ・・・」
/ 177ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp